株式会社ディスカバリーの小澤竜太です。
現在、ディスカバリーアカデミーを自社のお客様に対して販売しています。で、今回新しい試みとして、セールスレターにチャットを導入しました。
そうすると、本当にいろんな質問を頂きます。そんな中でもかなり多かった質問がいくつかあります。
多分あなたも、同じように思っているのではないかなーと思いますので、その回答に関して共有いたしますね。
メルマガに対する質問4つに回答します。
Q1.メルマガの”教育”って、洗脳みたいでなんか嫌なのですが…
実はこの質問、結構もらっています。そして、その解釈はかなーり間違っています。教育はその名の通り、”教えて、育てる”こと。情報を相手に伝えて、知識を得ていただいた上で、必要な商品を売ることであって、”洗脳”とは全く別の意味合いです。
情報を相手に伝えることで、必要性を感じる商品って世の中にいくらでもあるんです。というか、世の中のほとんどの商品…あなたが持っている商品すら、そうです。
正しい”販売における教育”の一例
例えば…あなたが、原因不明のかゆみに悩まされていたとします。単なる虫刺されかと思い、かゆみ止めを塗るけど、全然効果がないどころか、ますますかゆい部分が増えていく一方…。
そんな時に、たまたま見たテレビショッピングで
TV「朝起きると、赤いポツポツがあり、ものすごいかゆみに悩まされていませんか?もしかたらそのかゆみ…ダニの仕業かもしれませんよ」
と言われる。
あなたは、はっとするわけです。
あなた「あれ、このかゆみってもしかして…ダニ?!そう言えばいつも、朝起きたら赤いポツポツが出来ていて猛烈にかゆいし…」
そして、そこでダニさされの人の写真が出てくる
あなた「うわ、この赤いポツポツ…俺のと似ている?!ていうかそのものやん。ダニの仕業だったのか…」
TV「そんなダニに悩まされているあなたに、この商品があります!」
…なーんてことがあったら、あなたは買いますよね?
まあ、本当はコレだけでは不十分で、信頼していただくためのこともお伝えする必要があるのですが、そこを話し始めると長くなるので、省略します。
そして、信頼していただけたら、購入につながる。極当たり前の流れですよね。
でも、もしこの情報をあなたが知らなかったとしたら…あなたは、いつまでも原因不明のかゆみに悩まされるわけです。
そう、情報を与えられ、知識を得たからこそ、あなたは解決策にたどり着くことができたんです。つまりこれが、”販売における教育”です。
多くの人が勘違いしている”教育=価値の無いものを、いかにも価値のあるように見せて売ること(必要のない人にまで)=洗脳”ではないんですね。それは”教育”ではなく、まごうことなき”洗脳”です。
必要ない人に無理やり売る必要なんて一切ないんです。そんなことをしたらクレームになるだけです。
必要な人・求めている人に対して、「あなたの悩みを解決するものはここにあるよ」と、教えてあげることが、”教育”なんです。
結構、誤解している人が多いな~と感じたので、お話させていただきました。
Q2.とくに取り柄がないのですが、それでもブログ・メルマガって大丈夫なんでしょうか…
過去3年間で6,152名の初心者をみた僕の経験から言わせてもらうと…
今まで「私には取り柄がない」と言って、本当に取り柄がなかった人って…実は1人もいません。
簡単に言えば、その人自身が”取り柄”だと思っていないケースです。
僕から見れば、「あ、それお金に換えることが出来るよ!」というものでも、普通の人は「こんなのは誰だってできる…」と思い込み、スルーするんです。
「誰だってできるし…」いやいや、誰だってできるわけじゃないよ!の実例
例えば…僕からしてみれば、「誰かにお願いできる」って事って、すごいことなんですよ。
なぜなら僕は、誰かにお願いすることが本当に苦手だから。なんでも1人でやろうとしちゃうんです。
だからこそ出来ることも多いですが、だからこそ仕事のクオリティもスピードも悪くなることって実はあります。具体的に言えば、ウェブデザインなどですね。
僕がウェブデザインなんてやろうものなら、壊滅的なデザインが出来上がるわけです(笑)
多分、セールスページを見た瞬間に「なんっじゃこりゃ汚いページだ。色彩の暴力か?!」ってページが出来上がります。笑えるくらい、ウェブデザインってできないんですよ。
だから、ウェブデザインはおまかせしているわけですが…まだまだ、きちんとおまかせできているか?と言われればそうではありません。
意思疎通がきちんとできてないがゆえに起こるミスもあったりして、本当に、自分の”任せ方”はいつも下手だなーって思います。
でも、それを当たり前のようにやってのける人は世の中にいるわけです。実にすごいなと。
あとは…料理とか、スポーツとか、本業で身につけたものとか、あなたの性格とか、あなたの趣味だとか、好きなものだとか。
この辺だって全部取り柄ですよ。趣味をお金に換えることだって出来るわけです。
現に僕は、自分が愛用している財布をブログで紹介して、月5万円くらいの報酬を得ています。売上じゃなくて、利益で、ですね。
だからこそ、「自分が取り柄がない…」と押さえつけるのは、もったいないなーと思います。
取り柄、絶対にありますよ。そして、その取り柄をお金に換える方法もいくらでもあります。
また、もし本当に取り柄がなかったとしても…なければ作れば良いんです。
具体的には、新しい知識を学び、そして会得すること。例えば、マーケティングの知識とか。そうすればそれは取り柄になります。
「あなたには既に取り柄はあるし、本当になければ作ればいい」
これが、僕の答えです。
Q3.メルマガって初心者でも大丈夫なんですか?
”初心者で”稼ぐことは出来ません。当たり前ですよね。だって初心者なんだもの。
初心者がプロスポーツの世界で活躍できないように、初心者がビジネスの世界で活躍することは不可能です。
しかし、”初心者から”メルマガで収入を得ることは可能です。当たり前なんですが、僕も元メルマガ初心者なわけです。
そこから、ひたすら経験を積んで、プロになっているわけですよ。最初からプロの人なんて誰もいません。
誰もが最初は”初心者”なんです。どんな分野でも同じですよね。
あと、大事なのは「プロになる気持ち」です。気持ちも初心者のままだったら、そりゃいつまでも初心者のままです。
気持ちが初心者のままだから、「初心者なんですがよろしくお願いします」というメルマガを書いてしまうんです。
そりゃ、そのメルマガから誰も商品を買いたくないですよね。だって初心者なんだもの。
だから、気持ちだけはプロの気持ちを持ってください。メルマガだけじゃなく、ブログ等で情報発信をし始めた瞬間から、あなたはプロなんです。
その自覚を持ったまま作業に取り組めば、数カ月後には本当にプロになって、お金をしっかり受け取れるようになっていますよ。
Q4.バックエンドを販売するってなんか抵抗があります。売りつけているみたいというか…
「必要ない人に必要ない商品を売りつけたり、粗悪なバックエンド商品を、あたかも必要そうに見せ、そしてあおって売るようなことをしなきゃいい話です」。
バックエンド商品=悪、みたいな風潮がありますよね。
あれって、多分これまでによっぽど粗悪なバックエンド商品を売られたから、そのイメージが強く残っているんでしょうね。
でも実際問題、バックエンド自体悪いものではありません。
むしろバックエンドは、あなたのビジネスを円滑にし、お客様のビジネスも円滑にするものです。
あなたもお客様も嬉しいバックエンドの実例
経験上あなたも、喜んでバックエンド商品を購入し、そして「買ってよかった!」って思っている商品って絶対にあるんですよ。
例えばスポーツ観戦。僕は野球が好きなので、時々野球を見に行きます。そして、野球場からバックエンドの概念を取っ払いましょう。
するとどうなるか?
ビールの売り子がいません。売店もありません。飲み物も売っていません。
もちろん、それで困らない人もいるでしょうが、困る人もたくさんいるわけです。
でも、「いやあ、高いチケットを買ってくださったお客様に、さらに商品を売るなんてそんな…」なんて経営者が考えて商売をしていたら、ビジネスも成り立たないわお客様も困るわけです(笑)
かと言って、じゃあ最初から食事や飲み物と抱合せでチケットを売るってなったら、これまた大変なわけです。
一体何種類のチケットを用意すれば良いのか…という話になるんです。
- 指定席+ビールチケット
- 指定席+カレーライス
- 指定席+カレーライス+ビールチケット
- 指定席+牛丼+ウーロン茶セット
- 指定席+牛丼+コーラセット
- 指定席+牛丼+ジンジャエールセット
…
ダメだもう書いていたら疲れてきた(笑)こんな風に、アホらしいことになるんです。
要するに、誰も嬉しくない。
これは極端な例ですが、購入者に対する更なる商品を用意しないってつまりはこういうことです。
あなたのビジネスが潰れてしまったら、お客様も困る
じゃあ先程の続きで、あなたがバックエンド商品を売ることを躊躇したがために売上がおち、経営が苦しくなったとします。
そして、いよいよ会社をたたまざるを得なくなった…。そうしたら、困るのはあなただけじゃないんです。
お客様も、従業員も、困るんです。
お客様は、球場に行くことを楽しみにしていたのに、もう球場にいけなくなってしまう…。
従業員は、職がなくなり路頭に迷ってしまう…。
要するに、誰も嬉しくない。
必要ない人に必要のない商品を売りつけたり、粗悪な商品を売らなければいい話です
だからこそ、冒頭で言ったように「必要ない人に必要ない商品を売りつけたり、粗悪なバックエンド商品を、あたかも必要そうに見せ、そしてあおって売るようなことをしなきゃいい話です」。
野球場で高級羽毛布団を売るようなもんです。
試合終了まで外に出ないことを良いことに、「野球場で高級羽毛布団を売りつけよう」とか考え、そして、いかにも気が弱そうな人に対してガンガン売りつける。
そんなことしたら、そりゃ誰も嬉しくないし、もう二度と行きたくないって思いますよね。
逆を言えば、「必要な人に、適切な商品をご提供する」「お客様がさらに先にすすめるような商品を売る」ことを行えば、途端にバックエンドは素晴らしい手法に早変わりです。
だから、バックエンド商品を売ること自体は悪いことではありません。ここの意識は、ぜひ変えてほしいなと!
ということで、いかがでしたか?
ぜひ、メルマガに対する意識を、少しでも変えてほしいなと思います。