※前回の続きです。前回までの話を見たい方は、こちらをまずはご覧ください。

⇒ 【プロフィール2】ダマされた額74万円、そして絶望へ…

 

僕の人生を変える出来事…

そして9時になり・・・・

緊急の会議で、真相が発表されました・・・・
正直・・・今思い出してもかなりきつい、きつい出来事でした・・・。

 

「Aが、自殺した」

 

・・・・・・
最初はその言葉がのみ込めませんでした。
Aさんというのは、僕の務めていた会社の、一番仲の良かった先輩なのですが・・・・

 

自殺するような先輩に見えなかったんです。

性格的には、ぜんぜん そんな人には見えませんでした。。
普段から下ネタを連発し、 後輩の面倒見もよく、 明るく元気な先輩。

 

客先で、パソコンのメモ帳を開いて、「●●こ」とか書いちゃうくらい、

はっちゃけてて面白い先輩でした(笑)

 

そして、忙しいときもそういう表情を見せずに
働いていた人でもありました。そんな先輩が突然の自殺・・・・・。

 

 

遺書も残ってなかったので、 なぜ自殺したのかは、
正直今でも 分かりません。

 

でも、普段からいつも忙しそうにしていて、
休日出勤、徹夜は当たり前のように働いていました。

 

プライベート、あったんかな?ってくらいにずっと働いていました。
そして新しい仕事で責任ある立場を任されていたこともあって、
プレッシャーもものすごいものがあったのでしょう。

 

 

確かその案件が終わった直後に、自殺しました。

正直、最初は意味が 分かりませんでした。

 

「あの先輩が自殺?は? ありえない・・・」
でも、課長や上司が泣いている 姿を見て、ようやく現実を 思い知らされました。

 

 

なんというか・・・・ 僕はその当時、人前で涙を見せるような
人間でもなかったし・・・・・そもそもなんに対しても無感動な
人間だったんですよね。

 

「これ、絶対感動するから!!」

 

って言われてみた映画も、なーんも感動しないしもちろん涙なんか
出るはずもなく。でもその時、人生で初めて人目をはばからず泣き
ました。止まらないんです、涙が。

 

 

そのくらい、僕の中ではあまりにもショックな出来事だったし、

信じられない出来事でした。

 

好きな先輩でしたし、 きついときも支えになってくれる いい先輩
でしたし・・・そんな人がもういないって考えただけで、 ダメでした。

 

もしかしたら自分のせいかも…という思い

あと、その責任のある立場を 任せられた案件で僕も一緒に
仕事していたのですが・・・・

 

あまり役に立てずに、ものすごい 負担をかけてしまったな、
という思いがあったからと言うのもあります。

 

もちろん自殺は、僕のせいでは 無いと思いますし、
周囲もそういってくれました。

 

それでも・・・・ それでも、もう少し力に なれただろうなあとか、
もっと仕事出来たらなあとか・・・

 

そしたら、もしかしたら・・・・ そうやって
自分を責めている 自分もいました。

 

 

・・・まあとにかく当時は ごちゃごちゃだったんですよね。
そういうのもあいまって、もう 涙が止まりませんでした。
しばらくは正直、まともではなかったです。 半分うつに近い状態でした。
仕事中もボーっとしていて・・・

 

 

そして、ふとした時に先輩の顔が思い浮かんでは泣く。

仕事なんて全く手につく状態じゃなかったんですよね。

 

先輩は・・・・仕事できつくても、冗談を⾔って励ましてくれるような・・・
普段も下ネタばっかりいうような・・・そんな明るい⼈でした。

そんな先輩が⾃殺するなんて正直信じられなかったです

 

 

でも・・・
現実、⾃殺してしまったんです。

 

 

将来の不安・絶望…

先輩が⾃殺した後よくよく話を聞いてみると・・・
先輩には、特別親しい友⼈が多いわけでもなく、彼⼥が
いたわけでもなかったみたいで・・・

 

さらに僕の課で同期がいなかったので、気軽に話しかけれる
⼈がいなかったみたいです。

 

要するに・・・・孤独だったんですよね。孤独。

 

しかも、先輩は先ほどお話ししたように・・・
安⽉給で、仕事もめちゃくちゃ忙しく、さらに責任ある
⽴場も任されて余計にプレッシャーがかかっていました。

 

遺書は残っていなかったのですが・・・

 

先輩は、将来に絶望したんじゃないかと・・・
⽣きる意味を⾒失ったんじゃないかと思ったんです。

 

このまま定年まで・・・・65歳まで、会社のために
⼤したことない給料のために・・・ローンの⽀払いのために⾝を粉にして働いて・・・

そしてようやく⾃由を⼿にできると思ったら・・
もうその頃には年⾦がある保証もなく・・・・

 

こんな未来に希望が持てるかって⾔ったら・・・
持てるわけがないんですよね。

 

先輩も、そうして将来に絶望して、⽣きる意味を⾒失って・・・・
そうして⾃殺してしまったのではないかと。そう思っています。

 

先輩だけではなく、実際かなり多くの⼈が過去に⾃殺しているみたいです。

 

会社以外の道を知らないから・・・
その会社にすら絶望してしまったら、
もう死ぬしかないじゃないですか?!

 

また、会社外でも、就職できなかったからと
⾃殺する若者もかなりいますよね。

 

会社員として働く以外の未来を
知らなかったからの⾃殺でしょうね・・・。

 

正直、会社員以外の道を何⼀つ教えない国にいらだちすら
覚えます。国にとってそのほうが都合がいいのでしょうが・・・

 

 

働く意味を見失った日

それで絶望する⼈がいったいどれけいるのか考えたことがあるのか?

本当に腹が⽴ちます。僕も、友達から総すかんをくらい、

そして先輩が⾃殺してから・・・

 

 

完全に⽣きる意味を⾒失いました。
ここで働く意味を⾒失いました。

「俺って、何のために⽣きてんだろう・・・」
「ここで、⼀⽣奴隷のように働かされて、65歳から無の⼈⽣を送らなければならないのか・・・」

 

 

そう考えるだけで、絶望です。絶望なんですよ!!!

何もない。無!この当時24歳だったので、残りの50年以上・・・

 

こんな絶望と⼀緒に⽣きていかなければならない・・・。
そんな絶望を抱えたまま、死んでいく・・・
でも、死ぬことは考えなかったです。

 

先輩が⾃殺してどれだけ周囲の⼈が
悲しい思いをするのかを知ったから・・・。

 

僕が、何よりも悲しかったから・・・
両親に同じ悲しみを与えたくなかったから・・・。
でも・・・このまま⽣きていたら・・・

 

死ぬよりも⾟い絶望じゃないか・・・・。
絶望・・・・

 

そんな⼈⽣に、意味はあるのだろうか?

⼀体、何のために・・・・

 

気分転換の旅行先で見つめたもの

で、少し気分転換のために、 色々旅行に行こうと、
北海道に一人旅に出かけました。

 

2010年3月、北海道最北端の宗谷岬にて

2010年3月、北海道最北端の宗谷岬にて

仕事が忙しい時期でしたが、上司が こんな僕を見かねて、
1週間くらい休みをくれたんですよね。

 

そこで一週間くらい、北海道で一人旅をしながら、
色々考えたり、振り返ったりしていました。

 

色々考えているうちに・・・

「先輩と同じように、将来に絶望して自殺しているサラリーマンって今もたくさんいるんだろうな」と。

 

もちろんそれぞれ事情は あるでしょうが・・・・
今の社会情勢や、企業体質(少人数で働かせすぎ)、家庭状況等・・・・

 

特に・・・・
今って不景気で、一つのプロジェクトに そんなに
人数を割けないという状況が ありますよね。

 

 

だから、一人一人の仕事量とか、 プレッシャーが
尋常じゃないと思うんです。そのくせ、給料が下がる一方で・・・

 

さらに、そんなにして働いて昇給したとしても大して
給料も上がらず・・・そもそも会社が存在しているかすら分からない。

 

何たって、あのシャープですら2012年12月に、
大量のリストラを行いましたからね。

 

もはや、どんな企業でも安泰なんて事はあり得ないという事です。

いつ倒産するか・・・・クビになるか分からない。そんな状況。

 

 

やはりそのあたりで現状に 耐えられず、そういう道を
選んでしまったのだろうな、と。今まさに、その状況でした。

 

だから僕は・・・・
生きる意味を見つけるために、再び独立起業の世界に
足を踏み入れることとなったのです。

 

 

 

思いが強ければ、文章力関係なく響く文章は書ける

…さて、かなり長くなりましたね。
ただ、このエピソードにはそのくらいの思いがこもっているんです。

 

思いがこもっているからこそ、力強い文章も書けます。
実はこの文章を書いたのは…2011年の、独立起業を始めて本当に間もない頃です。

 

でも、コレだけ人に響く文章が書けます。これは、文章が上手かったから
という訳ではなく、それだけ思いが強かったからです。

 

僕自身、このエピソードに関して涙を流しながら書いていました。
そのくらいの思いを込めれば、人の心を動かす文章はかけます。

 

ぜひ、あなたの最大限の思いを込めて、今後は
文章を書いてみていただければと思います。

 

それでは、続きは次回です。
次回は、独立起業を決意し、両親に告白する場面です(笑)

⇒ 【プロフィール4】父ちゃん母ちゃん…俺さ、脱サラするだ へ続く