株式会社ディスカバリーの小澤竜太です。
今回の記事は、4年前サラリーマンだった頃の俺に向けて書いた記事です。
あの時の俺に、ものすごく伝えたい事があるので、ここに記します。
…
お前がサラリーマン時代に毎日口癖のように言っていた言葉があるよな。
「あー、会社辞めてぇー」って言葉。俺、この言葉を聞く度にこう思うのよ。
「だったらさっさと辞めろよ」って。今すぐ辞表を書いて出せよって。
でも、今のお前にそれを言ったら、
「家族がー」
「収入がー」
「生活がー」
とかほざき始めるよな。お前の都合は分かったけど、文句ばかり言っているお前みたいな人間を雇っている会社の都合は考えたことあるか?
本当は、文句ばかり言う人間・役に立たない人間なんてスパスパ切りたいと思っているはずなんだよ。でも、そういう人間すらも守る法律があるから、それはできない。
『会社に文句を言いながらも給料を甘んじてもらっている状態』のお前は動物園のオリの中で守られながら、餌を与えられながら生きている状態。
その分自由はないけれど、少なくとも食うに困ることはないわけだ。
※ちゃんとした気持ちで働いている人はその限りではないけど。
その分際で文句なんていうんじゃねえと。文句言うくらいだったらさっさと辞めて起業しろと言いたい。
はっきり言って、オリの外は厳しいぞ。守るものもない。守るのは自分の力だけ。そういう世界だから。
「いや、でも起業は危ないし…」
とかいうけど、
「いや、会社からしたらお前を雇っていることこそが危ないんだよ」って話で。
…とはいえ、俺もまた、昔は「会社辞めてぇー」とずっとほざくダメダメ社員だったんですけどね。
でも、このままいても会社にとって、上司にとって、迷惑な存在だなって思ったので、3年で辞めた。
そして、そこから4年以上たって会社経営者となり、そして人を雇う立場になったからこそ分かる。20万円の給料を払うってこんなにも大変なことなんだって。
本当に、身を切る思いだよ。最初に支払うとき、正直手が震えたもん。そのくらい会社にとって大きい額なんだよ、20万円って。
だから、ぶつくさ文句を言っているお前のような人間は、ひっぱたきたくなる。
会社がそんなお前に当たり前のように給料を支払っている凄さをもっと気づけよって。
本当に凄いことなんだよそれって。
先人たちが死ぬ思いで頑張ってきたから、その給料が支払われているんだ。文句言う筋合いないよ、それどころか感謝しなきゃって。
昔はすげー文句を言っていた俺も、今では雇ってくださった会社に本当に感謝している。
あの会社に就職したことがきっかけで東京に来れた。あの時学んだパソコンのスキルも、すごく役に立っている。
そして何より、東京に来なかったら起業なんてことも考えなかっただろう。
また、文句ばかり言っていた俺を、辞める時に全力で引き止めてくれた部長、直属の上司にも本当に感謝しています。
あの時のことは、嬉しさは、今でも覚えています。期待に答えられず、ごめんなさい。
本当にいろんな人に支えられ、ありがたくも雇ってくださった会社があり、今の俺がある。
だからこそ、「あー、会社辞めてぇー」と、いつもほざいているお前を見ると、こう思う。
「お前さ、そんなセリフをほざく暇があったらさ、オリの外に出るための手段を頑張って探そうよ。そのつもりがないなら、全力で会社に貢献しようよ」って。
仕事があるだけ、給料が支払われるだけ、めちゃくちゃありがたいことなんだよ。
言ってもわからないなら、今すぐ会社を辞めて、独り立ちしてみな。そうしたら俺の言っていること、全部わかるよ。
辞める根性すらないなら、そんな言葉、口にだすんじゃねえ。
まあ、頑張ってみな。じゃあな。