【元SE直伝】ネットビジネス・アフィリエイトを始める人が必ずやるべきウィルスセキュリティ対策7選

9 min

株式会社ディスカバリーの小澤竜太です。今回はいきなり、厳しいことを言います。

パソコンのウィルス対策を行わないものに、ネットでのビジネスを行う資格はありません

ネットビジネス・アフィリエイトを行う前に、必ず行っていただきたいことがございます。それが、『ウィルス対策』です。

近年、コンピュータウィルスが巧妙化し、非常に厄介なコンピュータウィルスが蔓延しております。

特に厄介なものとして、

  • パスワードを抜き取るウィルス
  • コンピューターを完全に停止させるウィルス
  • パソコンの動作を乗っ取るウィルス
  • 銀行口座のログイン情報を抜き取るウィルス
  • パソコン上のデータを破壊するウィルス
  • クレジットカード情報を抜き取るウィルス

など、感染すると恐ろしいものばかりです。

更に厄介なことに、これらコンピュータウィルスは、あなたのPCがウィルスに感染した状態でファイルの送信を行った場合…そのファイルの受信側もコンピュータウィルスに感染する可能性があることです。

まさにウィルスと言う名の通り、他のPCにも次々感染していくのが更に恐ろしいところです。

ビジネスを行う者にとって、お客様とのファイルのやりとりは当たり前に行うこととなります。その際に、あなたがお客様に送るファイルにウィルスが入り込んでしまい、それをお客様が受け取り、ファイルを開いてしまったとしたら…最悪の事態です。

最悪なのが、コレなんですよ。自分だけが感染するなら、まだまし。

でも、ネットビジネス・アフィリエイトをするものにとって、ファイルのやり取りはもはや必須です。

特典のやりとり等…。やり取りするファイルに、ウィルスが感染していたら…もう、どうなるか想像できるかと。それだけの危険性を秘めているため、今からお話するウィルス対策は必ず行ってください。

厳しいことを申し上げますが、ウィルス対策を行わない方に、ビジネスのみならずパソコンを利用する資格はありません。そして、僕自身もそんな人とビジネスをしたいとは一切思いません。

なので、今回行う作業はどんな方であっても必須です。

1,サポートの終了したOS(WindowsXP等)を利用している場合、最新のOSに変える

すでにサポートが終了したOS…例えば、Windows XPなどを利用している場合、必ず最新のOSにアップグレードしてください。

ご自身がどのOSを利用しているかわからない場合は、購入の際の明細を確認するか、以下のページに従って確認を行ってください。
⇒ http://www.microsoft.com/ja-jp/security/pc-security/ver_win.aspx

以下、サポートの終了期間を記載しておきます。
Windows XP以前:サポート終了
Windows XP   :2014/4/9 サポート終了
Windows Vista :2017年4月予定
Windows 7 :2015年1月予定
Windows 8 :2018年1月予定

※予定 と記載された部分は、変動することがございます。詳細はMicrosoftのホームページをご確認ください。

サポート期間が終了したということは、サポート終了以降に発生する未知のウィルスに対する対策が一切行われないということです。

サポートが終了したOSを利用している場合、すみやかに最新のOSにアップグレードしましょう。

2,ウィルスセキュリティソフトを必ず導入する

ウィルスセキュリティソフトとは、その名の通りウィルスや外部からの攻撃から、コンピューターを守ってくれるソフトです。

また、ウィルスの侵入を検知した場合、自動的に駆除してくれたり、定期的にパソコンにウィルスがいないかを検査してくれたりします。

ウィルスセキュリティソフトを導入することは、ネットを利用するものにとって最低条件です。ビジネスのみならず、プライベートのみで利用しているとしても必ず導入してください。

特にビジネスを行うといった場合…ウィルスに感染したパソコンからお客様にファイルを送信すると、あなたのお客様にもウィルス感染させてしまうことにもなりかねません。それって最悪のパターンですよね?なので、ウィルスセキュリティソフトは必ず導入してください。

また、ウィルスセキュリティソフトは必ず最新にしておきましょう。ウィルスセキュリティソフトごとに、最新版への更新プログラムが公開されているはずです。

推奨ウィルスセキュリティソフト

ESET(動作が軽いので、作業中に動き始めても影響が少ない)

⇒ ESETセキュリティソフトの公式紹介サイトはこちらをクリック

1台のみ導入版と、5台まで導入版があります。値段は1000円しか変わらないので、5台まで導入版の『ESET Family Security』の導入をお勧めいたします。

僕は、昔からずっとESETを利用しています。ウィルス感染歴は一度もなしです。もちろん、100%安全ということは保証できませんが。

その他の有料のソフトをすでに導入している方は、そのソフトをそのままお使いいただいて構いません。

無料のセキュリティソフトは一切お勧めいたません

ちなみに、無料のウィルスセキュリティソフトは一切お勧めいたしません。もちろん、どの有料ソフトを使っても危険性が全くないわけではありませんが、圧倒的に危険度は下がります。

有料のセキュリティソフトでも年間で3,000円〜5,000円くらいで利用できるので、ケチらず導入しましょう。そのくらいの金額をケチるのは、正直ビジネスマンとしてどうなのかなと思います。

危険にさらされるのは、あなたのパソコンだけでなく、ファイルを送信するお客様・読者様すらも危険に晒すことになるのです。

参考までに、もし仮にウィルスにかかってしまった場合…修理費として、10,000円以上かかってしまいます。もちろん、10000円というのは最低価格の話であって、度合いによっては20,000円や300,00円かかってしまうこともあります。

だったら、ウィルスセキュリティソフトをしっかり導入したほうが結果として安上がりになります。

※注意:あなたが導入しているセキュリティソフト、試用期間が終了していませんか?

パソコン初心者の方で多いのは、Windowsのパソコンで購入時から導入されていることが多い”McAfee”などのセキュリティソフトを、試用期間が終了しても料金を支払わずにそのままにしているパターンです。

Windowsの画面右下(種類によって異なりますが)にちょこちょこと警告が来ているかと思います(上記画像のようなものです)。

コチラの警告を無視せずに他のセキュリティソフトを導入してMcAfeeをアンインストールするか、もしくは料金を支払い、McAfeeをそのまま利用してください。

ただ、McAfeeはパソコンの動作が明らかに遅くなるので、あまりおすすめはしていないですが…。ただ、よくわからない場合はそのままMcAfeeに契約してしまってください。

試用期間が終了しているということは、ウィルスセキュリティソフトを何も利用していないことと同じです。

3,Adobe Reader(PDFを見るために必要なソフト)を常に最新にしておく

PDFを見るために必要なソフトとして、Adobe Readerというソフトがあります。PDFを開こうとする際にまだ導入していない場合、必ずダウンロードが求められるかと思います。コチラは導入必須です。

Adobe Readerの公式ホームページはコチラ
また、Adobe Readerも、主にセキュリティ面で頻繁にアップデートを行っておりますので、そのたびに必ずアップデートを行ってください。

行わない場合、セキュリティ的に脆弱な状態でファイルを開くことになり、ウィルス感染等の危険性が高まります。

導入の際、【アップデートを自動的にインストールする(推奨)】を選択してインストールすると、自動的にAdobe Readerがアップデートされるようになりますので、インストールの際はコチラに必ずチェックを入れてインストールしましょう。

コチラにチェックを入れた状態で、更新プログラムがアップされた場合、このようなお知らせがパソコン上に自動的に表示されます。

こちらは閉じずに、必ず【ダウンロード】をクリックするようにしてください。

また、自動アップデートを行っていない場合は、以下のページに従い自動アップデートを行うよう設定を変更してください。
⇒【公式】Adobe Readerの自動アップデート設定方法

4,Adobe Flash Player がインストールされている場合、常に最新版にしておく

Adobe Flash Player とは、簡単にいえばウェブ上にてアニメーション等を見る際に必要な無料ソフトです。

導入されていないのであれば、今すぐ導入する必要はありませんが、動画等を見ようとした際にインストールを求められることもありますので、求められた際にインストールするとよいでしょう。

以下のサイトにて、あなたのAdobe Flash Playerが最新版かどうかを確認することができます。
【公式】Adobe Flash Playerが最新版か確認する

もし最新版ではなかった場合、上記のページに従い最新版にしてください。

また、最新版に自動アップデートしたい場合は、以下のページより設定可能です。
【公式】Adobe Flash Playerの自動アップデートを行う

5,Windowsを利用している場合、Windows Updateは必ず行う

Windows Updateとは、Windowsにおける最新のセキュルティ対策や、不具合等を自動的にインストールしてくれるシステムのことを指します。

日々新しいコンピュータウィルスが生み出され、世の中にばらまかれています。そうしたウィルスから実を守るため、常にプログラム等を更新していく必要があるのです。

つまり、Windows Updateを行う事はセキュリティ上必須ということです。かなり多くの方を見てきましたが、このWindows Updateを怠っている方が非常に多いです。

怠れば怠るほど、あなたのパソコンがウィルスにかかりやすくなったり、その他の脅威にさらされやすくなることを肝に銘じましょう。

Windows Updateについては、詳しくはこちらのサイトをご覧ください。Windowsのバージョンごとに、Windows Updateのやり方が解説されています。
⇒【公式】Windows Updateの概要と方法について

6,Macを利用している場合、OSは常に最新版にしておく

こちらも、Windowsと同様の理由で常にOSは最新版にしておきましょう。

Mac OSの最新版の更新は、以下のとおりです。
【公式】Mac OSの更新の方法

7,そもそも、怪しいと思ったものは開かない。開く前に検索等してみる。

根本的問題として、そもそも「怪しい!」と持ったら開かないことです。

もし、「なんか怪しい…」と思ったら、すぐにGoogleで検索するなど行ってください。症状をそのまま検索窓に入れれば出てくることは多いです。

偽セキュリティソフトの存在

また、ここ最近では偽物のセキュリティ警告がウェブ上や、あなたのパソコン上に表示されることが多いです。

これらの警告が出ても、基本的に無視してください。無視しておけば特に害はありません。

偽セキュリティソフトで主に多いメッセージとして、

『このパソコンはウィルスに感染している疑いがあります。今すぐセキュリティソフトを導入してください ⇒ ダウンロード』みたいなパターンですね。

これら、すべて偽物の警告なので、全て無視してください。

間違っても、これらの警告に従ってソフトウェアのダウンロードを行わないようにお願い致します。

ちなみに、偽セキュリティソフト一覧です。

【ESET公式】偽セキュリティソフト一覧とその対応策(駆除ツールもあり)

有名なものとして、

  • RegClean Pro
  • Advanced System Protection
  • System Repair

などはよく見かけます。特に“RegClean Pro”は、ダウンロードの際に紛れ込んでくることも多いので、うっかりインストールしている方も多いかと思います。

ファイル共有ソフト(WinnyやShareなど)は絶対使わない

もうすでに何度も大きな問題になっているのでお分かりの方もいらっしゃるかと思います。

ファイル共有ソフトとは、不特定多数の人とファイルをやりとりするためのソフトです。WinnyやShareなどのソフトを経由してアップロードし、皆がアップロードしたファイルを自由にダウンロードできるといったものです。

中にはCDやDVDの音源を不正にアップロードしている人もおります。アップロードした方は当然違法なのですが…

たちの悪いことに、ダウンロードしたファイルをファイル共有ソフト側が勝手に再度アップロードするという恐ろしい機能を保有していることがあります。つまり、ファイル共有ソフトを利用していると知らず知らずのうちに違法アップロードを行っているということになります。

また、違法アップロードのみならず、ファイル共有ソフトを利用しているパソコンでお客様とやりとりしていた場合…お客様から頂いた大事なファイルが、勝手にファイル共有ソフト経由でアップロードされる可能性があるのです。

もし、秘匿性の高いファイルであったら…下手をすれば、お客様から訴えられる可能性すら出てきます。

また、もうすでにお分かりかと思いますがファイル共有ソフトを利用している不特定多数の人がファイルを同様にアップロードしているということは…ウィルスが大量に蔓延しているということです。

そしてウィルスにかかったファイルをあなたがファイル共有ソフトよりダウンロードし、それが再度ファイル共有ソフトよりアップロードされ…こういったことを繰り返し、感染が拡大していきます。

なので、そもそもファイル共有ソフトは絶対に利用しないでください。

利用したことがある場合・利用している場合は、すみやかにファイル共有ソフトをアンインストールし、ウィルスセキュリティソフトの検査をかけてください。もしくは、専門の人に見てもらい、危険性が無いかどうかを確実にチェックしてもらってください。

アダルトサイトや、暴力的表現のサイトを見る際は注意すること(できれば見ない)

アダルトサイトや、暴力的表現の多いサイトには、ウィルスを含んだファイルをダウンロードさせるように促しているものもあります。

また、ウィルスでなくとも突然料金を請求されたりすることもあります。

種類としては、

  • 「このファイルをダウンロードすれば動画を見ることができます(Flash Playerは除く)」と言い、ウィルス入りのファイルをダウンロードさせる
  • ウィルスとアダルトな画像入りのファイルをダウンロードさせる
  • 『ここから先は18歳以上立入禁止です。あなたは18歳以上ですか?』という選択肢があり、【はい】を押すと、「ご入会ありがとうございました」という表示とともに法外な金額を請求するサイトに飛ばされる
  • アダルトな動画を見ようとファイルのダウンロードを行ったら、Windowsの右端にアダルトなポップアップが常に表示されるようになる

などが挙げられます。心当たりはありませんでしょうか?

対策

これらの対策としては、そもそも

  • アダルトなサイト、暴力的なサイトはみない。見たとしても、そうしたサイトからファイル等をダウンロードしない
  • 法外な値段を要求されても無視する。電話やメールも絶対にしない(コチラの情報がバレていることはこの時点ではありません。バレるとすれば、電話やメールをしてしまった時からです)。
  • パソコンの画面にポップアップが出てきても無視する。邪魔だと思った場合は、ウィルスセキュリティソフトにて駆除するか、もしくは専門家に除去してもらう。

 

この辺りに気をつければ、ウィルス感染の可能性はずいぶん減るかと思います。

8,もし、ウィルスに感染してしまった、もしくは妙なソフト等をダウンロードしてしまった疑いがある場合

対処法がよくわからない場合

おそらく、対処法がわからない方が大半かと思います。

そういった場合、感染がネット経由で広がらないよう、まずはネット回線を引っこ抜いてください。そして、

  • パソコンを購入した店舗に持って行き、専門家に見てもらう
  • パソコンを購入したメーカーに問い合わせ、見てもらう
  • 導入しているセキュリティソフトの会社に問い合わせてみる
  • パソコンに詳しい友人に見てもらう

などしてください。下手に触ると二次感染を引き起こしたり、ウィルスが更に暴れたりと、ますます手がつけられない状況に陥る恐れがあります。

ウィルスセキュリティソフトにて駆除を行う

コチラは各セキュリティソフトによって操作方法が異なるので、各セキュリティソフトの説明書・ホームページにてご確認ください。

最後に:ウィルス対策を行うことは、何よりもお客様・読者様を守るため

ここまでの対策・注意点をしっかり把握しておけば、かなりウィルスの感染を抑えることが可能です。

ただし、これだけやっても100%防げることはありません。

セキュリティソフトと同様にウィルスも日々更新されており、それに対応するためにまたセキュリティソフトが更新をかけ…といった感じで、イタチごっこを行っているのが現状です。

ただ、これまでお話していることに気をつけている僕は、パソコンを使い始めてからかれこれ8年ほどになりますがウィルスに感染等したことは一度もございません。

意識していただきたいことは、ビジネスを行う者にとってセキュリティ対策を行うことは、自分はもとよりお客様・読者様のために行うことです。

先程も言いましたように、あなたのPCがウィルスに感染し、感染した状態でお客様・読者様にメルマガやファイルを送った場合…お客様にもウィルスが感染する可能性があります。コレが最悪のパターンです。

特にメルマガともなると、将来的に何千人もの読者様がつくことになります。その、何千人者読者様全員にウィルスをばらまくことになるのです。場合によっては、非常に大きな責任問題につながってきます。

よって、”ウィルス対策を行ってないものはビジネスを行う資格なし”と断言できます。

自分のためにも、お客様のためにもしっかり自覚を持ち、ウィルス対策を万全に行ってください。やりすぎ・気にしすぎがちょうどよいくらいです。

※本記事は、2016/4/13 に作成したデータをもとに書かれていますが、基本的にどんな時代であっても共通する対策をここではお話しております。

※本記事はウィルス対策についてお話しておりますが、対策を行ったとしても100%ウィルス感染を防げるものではありません。

※本対策をすべて行った上でウィルスに感染してしまったとしても、それを保証するものではございません。あくまでも自己責任でパソコンのご利用をお願い致します。

※「この知識、間違っているよ」「この点に関してもっと注意したほうが良い」等ございましたら、コメント欄に記載していただければ嬉しいです!より皆さんのためになるような記事にしていきたいと考えております。

小澤竜太

小澤竜太

株式会社ディスカバリー・代表取締役。2011年にアフィリエイトを開始し、2013年より法人化。

アフィリエイト、メールマーケティングや、Webコンサルティングをメインに展開。また、『ディスカバリーアカデミー』というブログ・メルマガアフィリエイトでの稼ぎ方を教える教材を販売中。累計販売本数1,500本以上。累計獲得報酬2億円以上。

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3 件のコメント

  1. こんにちは。
    ことが起こってからでは遅いですよね。
    自動車保険や生命保険と同じように、セキュリティソフトは入れておかないと、自分だけじゃなく、他人にも迷惑がかかってしまうという部分で同じことだと思います。
    またお邪魔します!

    • コメントありがとうございます。そうですねー、起こってからでは遅いウィルス結構多いので、気をつけなければならないところです。どんなに気をつけても気をつけ過ぎなことはないと思っています。

  2. こんばんは。

    セキュリティのことをあまり考えていませんでした。

    まわりのことを考えて迷惑がかからないように
    しっかりとしたソフトにしたいと思います。

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